Summer Sonic 2013のビール事情

このダイアリーがビールのブログだったことを思い出したので、サマソニ(主にメッセ)のビール事情についてちょっと書いてみる。

今年もオフィシャルビールはバドワイザー(600円)。バドワイザー専門のブースの他、オフィシャルバーで供されていた。
他にブースは、Jack Daniel's(Sonic ManiaではSouthern Comfort)、Red Bullウォッカ割りなどのカクテルもあり)、オフィシャルバーでも供されていた。他にオフィシャルバーでは、Smirnoffなども扱っていた。

メッセの常設の売店等では、他のビールをやはり600円で提供していた。
マウンテンステージ側にある売店ニューウェーブ(笑)では、サッポロ生をうまい棒付で提供。うまい棒が良く合う。
その隣のレストランロイヤルでは店頭でキリン一番搾りをアイスクリームの冷蔵庫で冷やしたプラカップで提供していた。
プラカップは、熱容量が小さいので、実際のところは、冷やしたところであまり意味はないのだが、気合は感じる。サーバーもちゃんとしたものを使ってるのでうまい。たぶん、メッセ会場で一番旨いビールが飲めるのはここ。バドワイザーのブースのものも飲んだけど、(オフィシャルなのに)あまりコンディションが良くなかった。以前ハイネケンがオフォシャルだった時はコンディション良かったんだけどね。
ということで、今年のメッセの会場内では、Jack Daniel's かSmirnoffを飲むのが、一番無難だった感じか。
あと、ソフトドリンクは静岡茶が旨くて値段も安めだったので、水分補給にはこればかり飲んでいた。

Summer Sonic 2013 Day 2

一旦帰宅しての、2日目。

ももクロ

朝一なのに大人気、後ろ方でもかなりの盛り上がり様。唯一マウンテンのステージに立つことを許されたアイドルと、BABYMETALを意識したかのような発言も。昨年より完成度が高いが、一方で、昨年のほうが勢いを感じた。アイドルを続けるのは難しいなのだな、とも思った。

Capital Cities

西海岸のおっさんエレクトロポップ。
最後の曲はEDMぽかったけど、基本はツインボーカルの西海岸おっさん爽やかエレクトロポップ。
トランペットも入っていて、ゆるい中にも熟練した味がある。そしてきっちり踊れる。期待してなかったけどこれは良かった。

Willy Moon

50年代のロックの現代的な解釈。
最初本人のみ登場。ギターのみで歌う。最後の Yeah Yeah はテープ使ってたけど、それ以外は、ギター、ベース、ドラムのみ。そのバックのねーちゃん二人がみょーにエロい。シンプルかつプリミティブながら、スタイリッシュであることにこだわりを感じたステージだった。

THE ROYAL CONCEPT

ちょっとしか聞かなかったが、わりとビートがしっかりしていてYou Tubeで見たよりいい印象だった。
Capital Citiesのトランペットの人がゲスト参加していた。

でんぱ組.inc

ドラマ「最高の離婚」出演でも有名になったでんぱ組.inc. なかなか勢いがあるようで、客も思ったより多く、熱心なファンも多かったようだ。サマソニ客向けに、例のSabotage(もちろん Beastie Boysの)のカバーも演ったけど、ヒドいね、これ(褒め言葉です)。
オタクであることは強調されていたけど、それはある意味都会的と言うことでもある。その地域性と言うか局所性が話題になりがちだけれど、アキバは都会だし、都市ならではの文化の一つの象徴、と言う気もした。

9nine

強烈な個性は無いけれど、日本的なアイドルダンスミュージックとして王道を行ってる。やはり都会的で洗練されているし、ちょっとアダルトな感じのダンスもいい。
川島海荷がいる事だけが売りかと思ったら、なかなかどうして侮れない。
クラブイベントに出て欲しい。あと、少女時代みたいに楽曲的にもう少し個性があると完璧かも。

リンダIII世

本日の個人的本命。群馬出身日系ブラジル人ユニット、活動の中心は群馬県内のヤマダ電機、曲のスタイルは日本じゃあまり知られていないバイレファンキ。あらゆることが特別、だけど、ちゃんとアイドルとして成立している。
マシュ・ケ・ナダをポルトガル語で歌っていたけど、これがなかなか良かった。途中サンバのステップ踏んでるし、あたりまえだが、彼女たちはホンモノなんだな、と。eZ zoo は曲もステージングも良くできている。
9nineとリンダIII世なら、クラブで掛けてもイケると思った。しかし、ポルトガル語で歌うアイドルって何とも10年代的だよな。

The Smashing Pumpkins

今回唯一のマリンステージで見たアクト。残念ながらマリンの音が悪くて、彼らのラウドにして繊細な音はあまり堪能できなかった。途中からアリーナにどんどん人が増えていくのが見えるのがちと悲しかった(次はミスチル)。

Cyndie Lauper

ちょっと見ただけ。いろいろ語っていたけど、通訳ちと何だった。ま、いろんな意味で凄いとは思った。

John Spencer Blues Explosion

彼らは最高のライブバンドの一つだと思う。さほど彼らのスタイルは好きではないし、アルバムも1st一枚しか持っていないのだけれど、ライブは3回ぐらい聞いていると思う。
ソリッドでタイトで音の塊が迫ってくる。ずっと踊り続けていた。
今回は前回のサマソニ以上にアグレッシブな演奏だったと思う。最高。

Earth, Wind & Fire

特に思い入れはないのだが、小学生だった70年代に(なんとなく)聞いていた曲を10年代に始めてライブで聞くとは、当時想像だにしなかった、というか、その頃まで生きてるの?と思っていた。長生きはするもんだなぁ。(Cyndi Lauperもだけど。)
Philip Bairey は衰えたとはいえ、味のある歌声だった。全体的に熟練した、だが枯れてはいない、いいステージだった。

Johnny Marr

世代的にはど真ん中なんだけれど、当時The Smithsには全く興味がなかったので、最後の方をちょっと聴いただけ。だけど、意外に良かった。
There is a light that never goes out を最後に演っていた。改めて聴くとなかなか良い曲だと思う。そして、ギターに味がある。歌わずにギターに専念すればいいのに、と思わなくもなかった。

Two Door Cinema Club

ちら聞きしただけだか、相変わらずいい。PSBと被って無ければ聞いたのだが。

Scott & Rivers

ちょっと聞いただけだが、J-POPのカバーを日本語で歌ってみたり、MCも日本語で何とも微笑ましかった。

Pet Shop Boys

今回はちゃんと聞いてみた。音響はだいぶ改善されたようだった。
ニールとクリスの他に、ダンサーがいて、割と「アート」な雰囲気のステージだった。プロジェクションマッピングのような、新しいテクノロジーは使っていなかったが、なかなか凝った演出で面白い。
ニールの声は昔とあまり変わっていないよう、懐かしい。おっさん向けとしてはなかなかいいステージだったと思う。

2日目のまとめ

見たのは以上。
今回、調子にのって前日オールナイトのソニックマニアを含むウィークエンドチケットを購入して、果たして体力持つのか?と心配だったが、思ったよりは平気だった。普段疲れていることが多いのだけど、仕事からくる精神的な疲れらしい。好きな音楽を聞いていれば、逆に精神的な疲れは取れるし、肉体的にも多少は無理が効くということのようだ。
今回も新しい楽しい音楽や、懐かしい音楽に出会えて、とてもいい体験だった。おっさんでもサマソニは楽しい。

Summer Sonic 2013 Day 1

サマソニ一日目の備忘録

androp

繊細だが線が細すぎ?妻が見てるドラマの主題歌やってるのね。

Fidlar

線が太いが意外に繊細。好みのタイプではないけれど、いいバンドっぽい。

Chvrches

ボーカルの声が可愛いし、上手い。トラックも70年代風の部分があったり、エレクトロニック・ミュージックの歴史を踏まえた遊び心があるもの。だだ男のボーカルが最低。

赤い公園

30秒ほど聞けただけだが、なにやら良さそう。ちゃんと聞いてみたい。

Bastile

悪くなさそうだったが、チラ見しただけで、Baffalo Daughterへ。

Buffalo Daughter

キャリア20年、圧倒的に上手い。ドラム(誰だったんだろう?)が素晴らしいので、上物での遊びがキマる。
ベスト盤を宣伝していたので、その後購入した。
客の反応があまりよくないのを見て、 山本ムーグ氏が「フジロックに負けてんじゃねーの」って煽ってたけど、サマソニフジロックの過酷な環境に耐えられないヘタレが集うフェスなんでしょうがないじゃん、とも思った。客層が合わなかったか、残念ながら客も少な目だったし。
演奏は良かったし、私も含め、前の方にいた客すごく楽しんでるようだったんで、それで良しとしてくれないかな。(会場との一体感と単なる客の感情の爆発は別なんだし。)

バニラビーン

お美しいですが、ちと歌が。一方でベテランらしい司会ぶり。

ベイビーレイズ

朝ドラ「あまちゃん」のアメ横女学園の中の人たち。この日見た中では、典型的な現在のアイドルという印象を持った。同じフロアでNHKが海女カフェのブースを出していたので、当然、「暦の上ではディセンバー」もやった。この曲のキレっぷりは生で聴くと際立つ。ただ、彼女たちのほかの曲とは大分傾向が違う印象。

LinQ

Love IN 九州で LinQ なのか。なんとも、土臭いというか、ヨサコイソーラン的というか、ちょっとヤンキー入った感じ。フルメンバーは30名とのことで、次の日にフルメンバーでライブやるとか。

hy4_4yh

素晴らしい。最初顔を隠して登場など、電気グルーヴかよというような、ベタな演出がもあり。キレイ系というよりはヨゴレ系。楽曲のスタイルはファンコットだし、これってアイドルと言っていいのか?って感じだったが、感動した。高野政所さん(レオパルドン)が関わってたりするのね。

Mew

ボーカル上手いし、演奏は繊細だが、ダイナミズムも有る。
いいんだけど、個人的にhy4_4yhに持っていかれた感が。

BABYMETAL

今回のサマソニで見た中でも1,2を争う素晴らしいアクトだったのがこれ。色物アイドルといえば、そうなのだが、バックバンド(神バンドとよばれているらしい)の音が本当にヘビーで凄まじく、それだけで、十分サマソニレベル。それにSU-METALのキレのあるボーカルと、三人のアグレッシブなダンスが加わる。MCはほとんどなく、代わりにこのステージに至るまでの経緯をビデオで流してた。これがメチャメチャももクロを意識していてなかなか面白かった。プロレス的なストーリー性。
惜しむらくは、ミキサーの人がミスってボーカルが聞こえないところがあったり、バランスが悪かったりしたところがあった。ただ、それを補って余りあるステージだった。
先に色物とは書いたが、これはものすごく独自の進化をしたアイドルカルチャーの最先端だと思う。若いうちにこんなすごすぎるものに参加してしまった彼女達の将来が心配になるほどに。これぞ、真の日本のオリジナリティの発露、真のクール・ジャパンだと思った(嫌いな言葉ではあるけど。)。

M.I.A.

サブのボーカルとダンサーとパーカッショニストでまぁ適当に。
悪くはなかったが、期待が大きかっただけにちとヌルく感じてしまった。バックの画像がスリランカな感じだったのは面白かった。

一日目のまとめ

初日は以上。MetallicaNASに興味がないわけではなかったが、あまり寝てないし、次の日もあるので、早めに帰宅した。

[音楽] Sonic Mania 2013

40代も半ばになるというのに、ソニックマニアサマーソニックとフルに行ってみたので、簡単な備忘録。レビューというわけではないので、個人的な感想を独断と偏見で書く。

Perfume

ステージは派手な演出はなし。逆に彼女らのダンスがしっかり見れたとも言えるかも。踊りは相変わらず凄い。
やや後方にいたためもあるが、音の分離が悪く、反響や残響も酷かった。マウンテンの構造と吸音処理が悪いと思う。マウンテンがナイスな巨大ダンスホールになるかと思ったが、この音がちょっと邪魔した感じ。とは言え、周囲にややスペースもあり踊れた。彼女たちも十分大人なわけだし、夜のダンスイベントのPerfumeってすごくいいんじゃないかな。
歌に関しては、ちょっと生で歌ってたのかな?とはいえ、彼女らに関してはこの点はあまり気にならない。
あと、最近の曲に交じるとポリリズムってちょっと古く感じてしまった。いい曲なんだけど。

電気グルーヴ

相変わらずのベタな伝統芸的演出。新旧取り混ぜ。新しいアルバムの曲はライブで聞くほうがいい。
ガリガリ君でバックトラックを Liaisons dangereuses - Los ninos del parque からサンプリングしていて、なかなかおもしろかった。

Pet Shop Boys

電気グルーブをフルセット見たため、こちらはちょっとだけ。音が悪くてピンとこない。。。

Stone Roses

相変わらず歌も演奏も下手だが、全員ロックスター然としている。妙な風格あり。
ベースがアレなのは、これはこれで味とも言えるので、せめてドラムのリズムが正確だと良いんだけど。。。

Klaxons

意外に良かったし、曲を何曲か知っていたけど、以前のサマソニでも聞いたのだろうか?(覚えていない。。。)

Steve Aoki

噂に聞くアレゲなライブ*1だったが、これはこれでいいんじゃないかな?若い子にはこういう小難しくないアッパーなだけなステージも必要でしょう。オレも昔通った道だし。
ただ、ロッキー*2感が足りないと思った。

サカナクション

悪くなかったが、翌日のことも考えて途中退席。
ちゃんと演奏できるけれど、電子楽器をナチュラルに多用するのが、今風なのか、とか思うオレはおっさん過ぎか。
ベタな和のメロディーにハイセンスでキレキレのアレンジ。それをしっかりライブで表現している。
しっかりライブバンドしてるのが分かったんで、単独行ってみてもいいか?

とりあえず、ソニックマニアは以上。
サマー・ソニック一日目に続く(予定)。

*1:曲スタートしたら、あとは客を煽りまくり、なだけ

*2:父親のロッキー青木

LXU-OT2 その後

前回 Stereo 誌の付録の DAC LXU-OT2 の改造の話をしたが、その後もすこし手を入れたので書いておく。
カップリングコンデンサは変更ないのだけど、デカップリングコンデンサ等はちょっと変更した。

コンデンサ
C2: OS-CON (SEP) (470u/16v)
C3: UTSJ (Jovial) (220uF/16v)
C4: OS-CON (100u/20v)
C6: OS-CON (220u/6.3v)
C7: OS-CON (220u/6.3v)
C11: ? 220pF
C18: OS-CON (47u/10v)
C30: OS-CON (SEP) (82u/16v)
C33: OS-CON (100u/10v)
C37: OS-CON (SEP) (82u/16v)
C87: OS-CON (47u/10v)
追加:ヘッドフォン端子の手前: WIMA (?) Film 0.1uF

○可変抵抗
LINKMAN RD925G-QA1-A203 (20K A)

最初C4は UTSJ (Jovial) (470uF/16v) にしたのだけれど、なにか高域が濁るような気がした。そこで、同220uFにしてみたところ、濁りはとれた。容量が大きいのがよくないのか?それとも470uFがよくないのか?さらに、低 ESR の UTWRZ (470uF/16v)にしてみたところ、あまり変化はない。UTSJ (2270uF/16v) にしたところ高域がスカっと聞こえるようになった。
その後、その外のコンデンサの変更に合わせ、OS-CON (100u/10v)にしたところさらにスッキリした印象だった。
その後、C33に使っていたOS-CON (100u/20v)を移しかえた。10vとは特に変化は感じない。
さらに実験のため、UTWRZ (470uF/16v)を基盤の裏に並列に繋いでみたのだが、これもあまり変化を感じない。結局 ESR はあまり関係なく、470uFという容量が問題だったのかもしれない(共振でもおこした?)。L2のおかげで、C4 の ESR が DC/DC コンバータに与える影響は小さいような気はする(自身なし)。

結果としてバカの一つ覚えのようにOS-CONを使いまくっている。当初、デカップリングコンデンサには基本 UTSJ を使っていたのだが、試聴の結果、殆ど変更してしまった。特に、C30, C37 の OS-CON (SEP) (82u/16v) は音のクリアさに効いている、ような気がする。同じシリーズを使ったほうが効果を理解しやすいというのもある。とはいえ、UTSJだけでも結構いいんじゃないか、という気もしている。もう一個LXU-OT2が手に入ったらやってみてもいいかな。

フィルムコンは効果の程は不明。これは、当初のルールを破って(?)基板の裏に取り付けた。とはいえ、ケースには問題なく収まった。

音は大分良くなった気はするが、まだ、ロックとかで、スネアやハイハットが歪むような気もしないでもない。(元々歪んだ音の場合、さらに歪むように聞こえる。)オペアンプの発振対策をすればよいのだろうか?MC34063aの発振対策?その外の問題?それとも気のせいだろうか?

ともあれ、測定器を用いずに、聴感だけをたよりに、改造するのは、方向性がさだまらず、なかなか難しい。だが、測定器買うのはハードルが高い。

試聴がてら

Holy Fire

Holy Fire

を聞いていたのだが、これ、Interpol っぽいね。(さらに言えば Joy Division っぽくもあるのだが。)

Stereo 誌付録 LXU-OT2

久しぶりのエントリがビールじゃなくオーディオ関係なのがあれだが、備忘録代りに。

Stereo 誌 2013/1 ラックスマン & Stereo 共同企画ヘッドホンアンプ付きUSB-DAC LXU-OT2付きを購入した。そのままでは、コンデンサをいくつか交換したインプレスのDVK-UDA01
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20120426_529264.html
に比べ、ノイズや音質がよろしくなかったので、ちょっと改造してみた。

参考にしたのは、「メモ帳」 http://blog.livedoor.jp/r_ten/ というブログ。私は電子回路の知識がない上に、測定器を持っていないので、こういう測定に基づいてきちんと理詰めで改造している例は、へんな方向にハマるのを避ける上で大変参考になる。ろくに理論が判ってないのに、耳だけで判断していては、明後日の方向へ行くのがオチだ。

さて、改造のコンセプトとしては、ヘッドフォン専用(LINE出力端子は取り外す)、ポータブル用(小型軽量なケースに入れて、USBバスパワーのみで使用)、部品の交換程度にとどめる、基盤の裏に部品を付けない(ケースに収めやすくするため)、といったところ。腕も知識もないんで、基本的にライトな工作。

LXU-OT2の一番の問題の「ピー」というノイズの除去のため、定番のC11を 220pF の積層セラミックコンデンサへの換装を行なった。(チップコンデンサは手に入らなかった)。関連して、L1, L2 を手持ちの銅製の導電性テープを使ってシールドしてみた。(ちなみに、導電性テープによる簡易シールドは意外に効果が高かった。C11を交換しなくとも、かなりノイズレベルは下がる。見た目は悪いけど、インダクタ買ってきて交換するよりはラク。アルミ箔でも効果あるのかな?試した人はいないかな?)
そのほかは、この手の改造でよく行われる、オーディオ用コンデンサや抵抗への交換や、オペアンプを交換したぐらいだ。

具体的な内容は以下のとおり:

カップリングコンデンサ
C88, C31: Muse Fine Gold (10u/50v)
C39, C38: Muse Fine Gold (22u/50v)
C16, C21: Muse ES (4.7u/50v)
C45, C32: Muse Fine Gold (330u/16v)
○そのほかのコンデンサ
C33: OS-CON (100u/20v)
C4: UTSJ (Jovial) (470uF/16v)
C11: ? 220pF
○抵抗
R8, R10: タクマン REY 33 OHM 1/4W
オペアンプ
U1: Muses 02D
U2: Muses 8820D
○そのほか
L1, L2を導電性テープを使って、簡易シールド。

全体的に、高解像感な音。Muse Fine Gold を多用したのと、オペアンプの傾向か。PCM2704だけでオペアンプなしの元気のいいDVK-UDA01とは、同じPCM2704を使っていてもかなり音の傾向が違う。
雑誌の付録に3400円もするMUSES02Dを使うのは、どうかとも思うが、たまたま手元にあったため使ってみた。8820D * 2 も悪くなかった。8920Dも試してみたけど、8820Dのほうが好み。MUSES02D * 2 にするとどうだろう?と思わなくもないが、ちょっとコスト掛け過ぎになるのでやってはいない。
手持ちのMUSES01Dは、動作電圧の関係で使えなかった。(というのを差してから気がついたw データシート読め!>私)
ボリュームも換えたかったのだが、予定していたマルツRD925G(20K OHM, A)が売り切れだったので、ノーマルのまま。

とりあえず音的には合格点に逹したので、ただ今、TAKACHIのプラケースの工作中。だが、なかなか上手くいかず、ちょっとゲンナリしている。ケース加工が一番難しいかも。

鉄板焼 赤坂

先日、結婚記念日ということで、ちょと贅沢しようと、妻と鉄板焼赤坂( http://www.anaintercontinental-tokyo.jp/rest/akasaka.html )に行って来た。
ANAインターコンチネンタルホテル東京の37階。東京タワーが綺麗に見える。
妻が見付けてきた、某サイトのお特なプランではあったのだが、それでもなんだかんだで貧乏性の私にとっては、一回の食事に、これだけの金を出したことはない、というお値段。メインの鉄板焼はA5クラスの牛肉(フィレかサーロイン)。こんなもの初めて食べた。肉だけじゃなく、魚介も野菜もたっぷり。
そして、値段から当然なのかもしれないけれど、何を食べても美味い。鉄板焼なので、味付けがどう、というものでもないので、素材そのものがもの凄く良いのがよくわかる。そして、それを加熱しその良さを引き出している料理人の方の腕に感動する。で、結果、ものすごく食べすぎた。
ビールは生が熟撰。これまたとてもコンディションがよかった。ほかにも瓶ビールはギネスを含め、いくつかあった。グラスワインも安いものでも1800円以上から。赤で一番安かったカリフォルニアワインを頼んでみたのだが、わりとしっかりした味で美味しかった(時間がたったらダレてきたけど)。
正直、このような高級店に行くことは、一生のうちでもそうないと思う。
料理以外でも、サービスやほかのお客さん(?)など、とても勉強になった。そして、とても心豊な時間が過ごせた。