「日本のビール −横浜発国民飲料へ−」@神奈川県立歴史博物館

こんなダイアリーやってるんだから、一応押さえておこうと、
神奈川県立歴史博物館の「日本のビール −横浜発国民飲料へ−」展へ。
「ジャパン・ブルワリー・コンパニー設立趣意書(ジャパン・ブルワリー「重役会議事録」より)」なんて、なかなか貴重な資料も並んでいて興味深い。

戦前までの、各ビール会社のポスターもおもしろい。昔からセクシー路線だったのだなぁ、昔からビールは男の飲み物だったんだなぁ、とオヤジならではの感慨にふけったり。
図録も1250円と比較的安価なわりには非常に充実していて、オススメ。といいつつ、私荷物になると思い買わなかった。が、非常に後悔している。

玄関脇のテラスでは即席のビアガーデンがあって、横浜ビールの「ペルリビール」が飲める。一杯500円で、柿の種等のおつまみ付き。ペルリとは黒船ペリー提督のことだそうで、当時のビールを再現したものとのこと。

スタイルとしては、IPAに近いようで、アロマホップの華やかな香りが特徴的な、やや苦みの強いビールだった。洗練された現代的な味だったので、どこまで、ペリーのビールの再現なのか怪しい気がする。レシピが残っていたわけではなかろうに。
ま、とはいえ、この日は、やや気温も下がり、それでいて天気は良くて、外で飲むには最高だった。おもわず、お替り。おいしく頂いた。

この展覧会は今度の日曜(9/10)まで。興味のある人はお早めに。(私の分の図録を確保してくれる非常に嬉しいっす。->知人の皆様)