Summer Sonic 2014 (Tokyo)

今更ブログとして公開する意味はほとんどないが、個人的な備忘録として。

今回は全体に音響がよかった。(昨年はソニックマニアとか、ぜんぜんダメだった。)
そして、どのバンドも基本的に演奏が上手い。最近は打ち込みも使ってるバンドが多いので、ジャストなリズムにみんな慣れているんだろうか?
90年代はへたくそだけど味はある的なバンドが多かったように思うけど、今はそれが通用しないんだろうな。

記憶にある出演者だけ寸評付き。コメントの無いアーティストでも良かったものは多いと思う。(記憶力が悪いのでハッキリしたことが書けないだけだったり。)

  • 東京(幕張)の一日目はメタルの日、だったらしい。
最後の方をちょっとだけ。さわやかでイキがいい印象。
    • The Bots
    • White Ash
    • Childhood
さほど強い印象はなかった。 最初と最後のほうを少々見た。 男性客が意外に多かった。演奏は他と比較してしまうと少々見劣りするが、アイドルと思えばしっかりしたもの。 ただ、音がフェス的でないというか、音圧低めで、低音も抑え気味だったのはアイドル(ジャニーズ)仕様?
    • coldrain
    • Telegram
良かった。 ボカロっぽいボーカルに磨きがかかっているような気がする。 もっとキレた音かと思ったら、わりと普通にポップな印象。
    • Babymetal
すばらしい。3人ともちょっと大人になった印象。 ただ、昨年があまりに衝撃的だったので、インパクトは薄れた。また、演奏も昨年のほうがまとまっていたような印象がある。
    • Whitelies
80年代初頭のpostpunkっぽい音。こういう音は好きなんだけど、Idol Sonicへ。 音源が欲しくなった。 歌がもう少し安定してれば完璧なんだけどね。Melody Pallete の曲をやって欲しかったが、最近の曲をやったようだ。
      • Aell
9月で活動休止とのこと。篠崎愛が意外に歌うまい。 今回、フランスのバンドが少なくなく、このバンドもフランスの良質なギターポップ。音的にはジャマイカは関係なさそう。
    • Chthonic
今回のサマソニで一番衝撃を受けたバンドがこれ。台湾のブラックメタルバンド。ブラックメタルというジャンル名自体聞いたことがなかったので、特にインパクトを感じたのかもしれないけれど、コンセプト、演奏、そして演出が凄い。 メタルだが、女子十二楽坊的(ファッションも)な、二胡などの中国古典楽器を演奏する女性がいて、曲によっては東洋的なフレーズがちりばめられた、抒情的かつ荘厳なサウンドデスボイス。フロントのバンドメンバーはボンデージファッション。バックのビデオは戦闘機。 歌詞も政治的らしい。メタル界では世界的に有名なバンドらしいので、ボケてたのは私のほうではあるが、目が覚めた。
    • Ghost
こちらはスウェーデンのメタル。こちらも荘厳。ボーカルは幽霊のコスプレなのかな?聖飢魔?みたいなものなのか?ただ、コスプレ以外は至って真面目な印象。
    • Twenty One Pilots
軽快な感じでなかなか楽しめた。
    • Croshfaith
おお、これがメガデスか! (新譜もでたけど)ちょー懐かしい。前回見た時(何年前だ?)はベースがショーン・レノンでそれはそれは素晴らしかったのだが、今回のベースは今ひとつかな?でも素晴らしい。踊った。
    • CNBlue
女子に人気。よくわかった。 良かったんだけど、矢野顕子へ移動。 この機会を逃すと、一生、矢野顕子を生で聞くことはないんじゃないかと思い、行ってみた。正直、彼女の歌にはちょっと苦手感が有ったのだけれど、実はとてもライブ向きで、生で聞くといいのだな、と思った。舞台女優がそのテンションのままでテレビに出ても違和感がある、みたいな感じだろうか?そしてやはりピアノは上手い。編成のせいかも知れないけれど、ちょっと70年代のフュージョンっぽい感じも受ける。これはこれで好ましい。 会場も夜風が吹き抜け、なかなか気持ちいい。途中、彼女がPhoenix先日見たのだけど、良かったですね。でも、こちらを選んでくれてありがとう、みたいなこと言ってて、なんか微笑ましかった。初日の最後としてはとても良かった。
  • 二日目はEDMの日?
なんとなく、若い子に受けそうな気がした。
    • Grown Kids
    • The Orwells
なるほどねぇ。
    • Azealia Banks
パフォーマンスがかなり良かった。個人的には今回のサマソニのベストアクトの一つ。
    • Charli XCX
もっとダンスミュージック寄りかと思ったらそうでもなかった。PVのアムステルダムの街並みは印象的だったけれどねぇ。
    • Robert Glasper Experiment
初きゃりー。とてもプロっぽくて、素晴らしステージング。きゃりーはただものではない、というのが良くわかった。
    • miwa
一曲だけ。テレビでよく見るのとそんな印象も変わらずで、ライブもわりと良さそう。
    • BANKS
    • Metoronomy
圧巻。この歳になって森高のライブを堪能できるとは!長生きはするものだw(彼女のアイドル時代は、ライブ行こうなんて考えたことも無かったけど。 tofubeatsもいい仕事してる、わりと原曲をベースにうまく仕上げてる。ストレスだけはかなり弄ってて、ダブステップ風でこれも面白かった。森高は「トーフくん」と読んでいて、なんか微笑ましかったのだけど、確かに息子でもオカシクないぐらいの歳だもんなぁ。tofubeatsの曲を歌う森高もまた良かった。
    • Ellie Goulding
オシャレEDM?期待したより、それほど印象は強くなかった。
    • Ben Watt with Bernard Butler
激渋。EBTGともSuedeとも違う、英国風ブルース。単独公演も行きたい。 一曲だけ。なるほどねぇ。 何時もながら良かった。わりとヒット曲を多く演奏。オレは好きなのだが、周りの評判がイマイチなんだよなぁ、このバンド。 なるほどねぇ。(世代的にはアレだが、イマイチ思い入れがない。) 安定の伝統芸なのだが、ラルフが歌う時にマイクに手を当てなくなったのが気になった。ちなみに去年のブリッツの時の3Dメガネは使えなかったw

ということで、今回もとても楽しめた、が、一月も遅れてこんなこと書いてるんじゃないよ>オレ、と改めて思う。