[AV] ヘッドホンアンプキットの作成

久しぶりの投稿だが、ビールネタでもサマソニ*1ネタでもなく、プアオーディオネタ。

夏休みの自由工作(?)に、Fixerさんが開発された、バランス型ヘッドフォンアンプキット、「僕はクロストークが少ない」(通称「僕クロ」)とLME49600バランスヘッドホンアンプキット(通称「ありやす」)を作成してみた。

ありやすの方はまだ組んで音出ししただけなので、まだまだ評価もできない段階だけれど、僕クロのほうは、まだ暫定(のつもり)ではあるんだけど、こんな風になった。

回路的には部品もデフォルトのまま。ちょっと前に売っていたStride(ガム)のケースに納めてみた。微妙に基板が大きかったので、基板は削っている。
006Pの電池も微妙に収まらなかったので、コネクタをケースの外に出すという荒業!ただこれの効果で、(1)電池の固定はこれで実用十分、(2)スイッチや電源オンのインジケータのLEDはつけたくなかったのだけど、コネクタがついてるかついてないかで、オンオフが分かって、外見上も意外にすっきり、携帯してても引っかかってトラブルとかもなし、となかなかいいソリューションだったのではないかと、自画自賛している。

入力側は3.5mm 3極プラグを直出し、出力側は3.5mm 4極ジャック。最初はAstell & Kern 仕様にしようかとも思ったけれど、あんな高いもの買うことはないだろうな、と3.5mmにしてみた。オヤイデのMMCXヘッドフォンケーブルキットのプラグを3.5mm 4極プラグに変更して、ONKYO ES-FC300 に繋いでいる。作った後に気がついたのだが、これを手持ちの標準プラグへの変換プラグ使うと、普通のステレオ標準ジャックで使えたので、結果、私には使い勝手が良かった。

さて、音の方だが、測定器もなければ、耳も老化が始まってて、私にはクロストークが少ないのか否か全く判別は出来ないのだけれど、iPhoneのヘッドホンジャックに繋いだ限りでは、高音もキレイ目で、低音も締まっていてなかなか好みの音。特に改造するまでもないかな?という感じ。使い勝手も、今のところ十分実用になっている。重くないし、ラフに扱ってもあまり問題ない。この手の携帯するものって、たとえ音が良くても使い勝手が悪いと使わなくなってしまいがちだが、コレに関しては今のところ問題なさそうだ。
これも元のキットの基本の部分がしっかりしているおかげではある。
Fixerさんありがとうございます。

*1:今年も行ったんですけどね。