Summer Sonic 8/14 Tokyo

ねごと

一曲聞けただけだけれど、なかなか演奏も上手くかっこよい。
オープニングにもかかわらず、お客さんも多くもりあがっていた。私は知らなかったけれど、人気あるバンドなんだね。

Gipsy & The Cat

はじめてのバンド。ボーカルがRamonesのT-Shir着ているのに、音はなんかAfricaのころのTOTOっぽいという、良い意味でギャップがあるバンドだった。演奏はうまい。

NAMO

中華民族楽器ロック。中華なんだけど、日本の民族楽器ロックと同じようなテイスト。Rockと混じると、中華と日本の違いは微差になってしまうんだろうな。

The telephones

DISCO原理主義!?とにかくハイテンション。あんまりディスコという単語と曲調がリンクしないのだけれど、それはオレがオッサンなせい?ポストPolysics的なのかな。

Yelle

前回サマソニで見たときよりも、歌もステージングも大人っぽくなった。友人は、Rio + Telex っぽさがなくなった、と評していた。
とはいえ、アイドルダンスポップのライブとしては、非常に良いものだと思う。歌もうまいし、楽曲も良い。打ち込み+パーカッションのアレンジと演奏も良い。
日本にも、こんな路線のアイドルがいてもいいんじゃないかと思った。
(かつての MEG が近かったのかもしれないが。)

Two Door Cinema Club

昨年より安定してサワヤカな印象。

Metronomy

MySpace で試聴したときは、ちょっとエレクトロっぽいところもあったのに、ライブは完全にロック。ちょっとありきたりな印象。残念。

Friendly Fires

私は知らなかったけれど、人気のあるバンドなのね。クラブよりのロック。結構よかった。

The Pop Group

Mark Stewartが(見た目)小太りの初老のオッサンになっていたことは、ちょっとショックだったが、声もパワーも衰えていない。リズムは腰にぐいぐいくる。一曲目から、We are all prostitutes. とばす。大変満足。

BOW WOW WOW

当時、もちろん、聞いたことはあるのだけれど、あまりよく知らなかったのバンドなので、2曲ほど聞いただけ。友人は絶賛していた。

THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION

アルバムは1stを持っているだけ、ライブも始めて。予想はしていたけれど、こじんまりとした印象のライブ。ベースがいないバンドというのが大きいのかな?演奏は上手いし、曲も悪くないのだけれど、1st は、Blues でも Explosion でもないような気がして、で、ライブもそんな感じで、どうもしっくりこない。というのは私だけ?
とかいうと、ネガティブな印象だけど、個人的には結構たのしめた。

Rebuilding The Rights Of Statues

サマソニに来ると、一組ぐらい、必ずJoy Divisionっぽいバンドを見かける(今年は本物がいたわけだが)。で、今年のJoy Divisonインスパイア系はこれ。
中国のバンドを特集していた Island Stage のトリのバンド。

事前になにもチェックしていなかったのだけれど、会場の前を通りかかったら、Joy Divison っぽい音が聞こえるので入ってみたら、このバンドだった。

ボーカルはポストパンク臭がぷんぷん。演奏は上手い。
サマソニのサイトによると、今年発売予定のニューアルバムにもGANG OF FOURのAndy Gillをプロデューサーとして迎えているとのこと。ちょっと驚き。
客が少なかったのがとても残念だが、これに凝りず、また来日して欲しい。

P.i.L.

21世紀になって、サマソニSex PistolsとPiLのライブを見ることができるとは!90年代には、まったく考えられなかった。でも、期待すら抱かなかった素敵な未来がここにあった。

John Lydonは、Pistolsではポップスターを、PiLではロックスターを見事に演じていた、というのが、サマソニで両方見た私の、第一の感想だ。
Pistolsもよかったんだけれど、PiLは、なにか、こうとにかく、圧倒的だった。演奏も(当時とメンバは違うとはいえ)、タイトで良いものだったし、なにより John の声の存在感がもの凄い。

Suede

1曲ほど聞いただけだが、上手かった。さほど思い入れのないバンドだったが、会場はもりあがっていたし、良いライブだったんじゃないかと思う。

少女時代(GIRLS' GENERATION)

マウンテンステージのトリが少女時代というのも、ちょっと驚きだが、以外にロックフェスのステージとして違和感がなかったように思う。
ほとんどダンサブルな曲だったからだろうか?
曲やダンスを見ていると、彼女らが汎アジアというよりは、グローバルを志向しているのが良くわかった。ある意味、つきぬけたガラパゴスPerfumeと対局にある。
前日は、そのPerfumeのステージがあったが、どちらの勝ちだったのだろう?

全体的な感想

The Pop Group とかぶってて、yanokamiが見られなかったのが残念だったけれど、大変満足できた1日だった。帰りになかなか駅のホームに辿りつけなかったのには閉口したけど。