3日目

終日Brussels観光。メトロでホテル最寄りのDe Brouckere駅から、南駅(Midi/Zuid)まで向い、Cantillon 醸造所のランビック博物館を目指す。南駅周辺は、噂に聞いていたよりは、治安は悪くなさそうな感じだ。普通に犬の散歩をしている人がいる。もっとも、暗くなったら完璧にヤバそうだが。Cantillonのランビック博物館には、こなれた日本語で書かれたパンフレット(下手な日本の田舎の博物館のパンフレットより、上品な日本語だ。輸出先として小西酒造の名前が載っていたので、小西酒造の人が作ったのかもしれない。)があり、それを片手に見てまわる。ランビックの仕込みは冬なので、こちらも工場は動いていない。De Halve Maan も家族経営のようだが、こちらはさらに規模が小さい感じ。ある装置ある装置が手作り感があるものが多い。私たちが訪れた時も、手摺りの修理をしていた。
建物の最上階では、有名な冷却糟やくもの巣ともご対面。冷却糟には風がびゅんびゅん抜ける。貯蔵の樽のある部屋は、醤油屋のような匂い。やぱり。
お約束の試飲は、2杯飲めて、1杯目は、3年もののランビックを使ったグーズと、2杯目は、クリークか白ぶどうのランビックのどちらか(なのだが、2人だったので、一杯ずつ飲めた)。今迄、ランビックってちょっと苦手だったけど、初めて美味しく感じた。
やはりランビックは「ローカルビール」なんだと思う。

その後、国鉄でCentral/Centraalへ移動し、Magritte Museum。チケット売り場(王立美術館と共通)が、ものすごく混んでいる。チケットを購入して入ろうとしたら、このチケットでは15:30にならないと入れないという。入場制限をしているようだ。
しょーがないので、Cafeでフリッツやキッシュを食べ、その後、王宮や国会議事堂など、周囲を散策。
Magritte Museumでは、シュールレアリズム以外の作風のMagritteの作品も見られて、ちょっと興味深かった。意外に多彩な芸風だったようで。

その後、グランプラスをぷらぷらして、小便小僧を見たり、おみやげのチョコを捜したりして、一旦ホテルに戻った後、Delirium Cafe の本店へ。

Delirium Cafe は、2フロアになっていて、最初上のフロアに入った。メニューを見ると酒だけだったけど、とりあえず、Delirium Tremensを頼む。小さいサイズでも日本より多きい33clのグラスだ。味はなにやら酸味が強く感じられ、「あれ?Tremensってこんな味だったっけ?」って印象。
さすがにつまみなしは辛いので、下のフロアに移るとCold Foodなら置いていて、サラミを頼んだ。小さな皿に山盛りのぶつ切りサラミ。ビールは、Rulles の Estivale。これはすっきりうまい。