湯布院->阿蘇

旅行二日目。朝食は、ゆふいん麦酒館でバイキング。前日に食べた昼食とはメニューが違ってほっとする。朝から生地ビールが飲めたようだが、これから運転だ。飲めない。
やまなみハイウェイ阿蘇へ。あいにく、峠は天気が悪い。晴れた時のやまなみハイウェイは絶景とのことだったが。それでも、今迄見たこともない、不思議な高原の風景は、見物だった。日本にも、こんなところがあったんだと思う。明らかに本州(東北、関東のも?)とは土地の成り立ちが異なるようだ。
多少寄り道しつつ(久住高原ビールへは行かなかったが、行くべきだっただろうか?)、昼過ごろには、阿蘇に着く。義父の実家周辺をドライブした後、阿蘇ファームランドへ。
阿蘇ファームランドのサイトでは、あまり地ビール情報がなくて、「地ビールブームも去ったし、ひょっとして、もう止めちゃったかな?」と心配したが、レストランに入るとちゃんと6種類ものビールがon-tapで提供されていて、一安心。6種類の内訳は、ペールエール、アンバエール、ホワイトエール、ポーター、ピルスナー、ライズエールで、イギリス風のエールが中心。ホワイトエールはベルギー風、ライズエールは米を使ったオリジナルのスタイルのビールとのこと。ゆふいん地ビールといい、日本の地ビールに多い、ドイツスタイルではない。個人的には、ドイツ風地ビールより、イギリス風エールのほうが好みなので、嬉しい限り。

我々が入ったレストランは、カフェテリア形式の比較的安価なビッグファームレストラン*1というレストラン。
サイコロステーキや、馬刺しをつまみに、ペールエールとライズエールを頂く。ここのビールも全体的に味はやや軽めですっきりした傾向にあるようだ。ペールエールはかなり美味しかった。つまみも値段のわりに旨い。

阿蘇ファームランド自体は、アスレチック、温泉、宿泊施設も供えた、複合レジャー施設だが、現在、「健康」をコンセプトに大幅な改装が行われている最中。あちこちで工事をしていた。動物好きの妻は、動物ふれあいランドが閉園したことをいたく残念がっていた。動物たちはどうしたんだろう。

お土産屋も複数あり、お土産をみているだけで、けっこう時間が潰れてしまった。お土産屋では、もちろん、6種類の地ビールが瓶で変える。

ペーパードライバー歴の長い妻の運転で、アーデンホテル阿蘇*2に向う(ありがとう。おかげでうまいビールが飲めた。->妻)。部屋はちょっと古めの和室だが、狭くはないし、部屋からの眺める阿蘇の風景も悪くない。
ホテルの隣には、どんどこ湯*3という日帰り温泉施設があり、宿泊者はホテルの温泉のほかに、こちらも利用できる。
濁った、温泉らしいお湯で、源泉掛け流しとのこと。残念ながら私の肌にはあまり合わなかったが、一般的には良い温泉だと思う。良い庭があり、露天風呂のからの眺めも良い。ただ、首都圏のいろんな湯船のある温泉施設に比べると、単に温度が違う湯船が複数あるだけなので、湯船のバリエーションという点で、ちょっと物足りない点もなくはないが。

ホテルでの夕食は、昨日とはうってかわって、あまり手も込んでなく、盛り付けなども、あまり美しいといえず、普通のペンションのような、やや家庭的印象も受ける料理だった。だが、オーナが牧場を経営しているとかで、自家製の乳製品やハム・ソーセージがけっこういける。自家製かわからないけれど、牛肉、馬肉もうまい。見た目からすると意外なのだが、素材の良さがストレートにあらわれた、美味しい料理。けっこう満足した。

*1:だったと思う。現在阿蘇ファームランドは大幅なリニューアルをしていて、ウェブサイトの記載もやや混乱している。後で調べてみたのだが、よくわからなった。

*2:http://www.arden-aso.jp/

*3:http://www.arden-aso.jp/dondoko/index.html