「ビールの女神を祝福しよう!」って?

日曜日のタイトルにも書いたけれど、日曜日は、ジャパン・アジア・ビアカップ審査終了ビール感謝試飲会「ビールの女神を祝福しよう!」に行った。
このイベントは、毎年行われているジャパン・アジア・ビアカップの審査のために、各ブルワリが持ち込んだビール(の余り?)を、一般の人にも飲んでもらおうというものだ。

ここ数年の恵比寿のビアフェスの混雑ぶりに辟易としていたし、審査用のビールということで、各ブルワリはデキの良いロットを持ち込んでいるに違いない、と踏んで行ってみることにした。

場所は、錦糸町の丸井のビルの8階。すみだ産業会館のホール。18:30-20:30と短時間。ビアフェスと同形状のグラスに、ビアフェスとは違い、セルフサーブ。一種類一杯(50ml程度?)のみ。飲食物の販売はなし。持ち込みも禁止のストイックな(?)イベントだった。

日本地ビール協会のメルマガ(上のリンクと同内容)によると、

参加予定人数は、400〜500人を予定していますが、会場は1200平米の広さがあり、ゆっくりと試飲できます。 

とのことだったが、参加者はせいぜい200名ほどだろうか。ビアフェスと大違いでゆったりとした雰囲気。あまり並ばずビールが飲める。それに、セルフサーブなので、一杯あたりの量が(少ない分には)調節できる。私のようにいろいろ試飲したい人には、なかなかありがたい。*1
もちろん、審査用ビールなので、美味しいビールが多いし、外れも少ない。

ってなわけで、時間が短かかったわりには満足度が高かいイベントだった。

それから、審査ビールを一般の人にも飲んでもらおうというのは、なかなかいいアイディアだと思う。ブルワリにとっても、たぶん追加の負担が少なく、多くのビール好きの人にビールを飲んでもらえる(宣伝にもなる)し、ビール好きにとっては審査ビールを飲めるというのは、単純に嬉しい。2500円の費用もリーズナブルだったと思う。


飲んだビールはたぶん↓のような感じ。おいしいビールが多かったけれど、特に好みのものは、ボールド体で。

  • ケグ部門
    • ライトエール
      • 杉能舎 / 杉能舎 アンバーエール
      • 墨田川ブルーイング / ポーター
    • ベルジャンビール
      • 城山ブルワリー / ベルギーホワイト
  • ボトル部門
    • ライトエール
      • プレミアムビール鬼伝説 / 赤鬼レッドエール
    • ケルシュ・アルト
      • ロコビア / 佐倉・香りの生
    • アメリカンエール
      • 神都麥酒 / 神都麥酒
      • 常陸野ネストビール / アンバーエール
    • ベルジャンビール
      • ジャンラン / ジャンラン・ブロンド
      • 梅錦ビール / ブロンシュ

会場では、早速入賞ビールの発表も行われた(各賞の詳細は例年とおりビアフェスでとのこと。)入賞ビールは美味しかったし、好みのものも少なくなかったけれど、入賞しなかったビールにも好みのものが少なくなかった。JABCは、部門別の審査なので、その部門のスタイルに合わないビールは評価が低くなるためかもしれない。

今年のビアフェスは行くのをやめようかとも思っていたが、今回、好みのビールが搾れたので、数はこなさず、まったりと、感想などをメモりながら飲むのも良いかな?とも、思い始めた。

*1:たぶん、平均一杯20ml程度しか飲まなかった。