Thai Festival 2005

友人が何人か行くと聞いていたところ、土曜日、急遽時間ができたので Thai Festival 2005 に行ってきた。
ステージでのイベントに、タイ料理の屋台が沢山、トロピカルフルーツやドリンク、グッズ、そしてビールを売る屋台もけっこうある。人出も多くて場所によっては、身動きできないぐらい混んでいた。タイって今、そんなに人気なのか?とちょっとビックリする。たしかに、観光地としてタイは最近ポピュラーだしね。そうそう、観光といえば、観光局もブースを出していて、プーケットは既に復興してるのでみなさん来て下さい、とアピールしていた。私も一度ぐらいは行ってみたいとは思うが、なかなか機会がない。
ビールは、お馴染みシンハーと先日のビアフェスにも出展していたプーケットビール。プーケットビールはわりと普通のカル目のビールという感じか。たぶんプーケットで飲むと美味いんだろうなぁ。
ステージでは、カラバオ http://www.carabao.net/ のライブを堪能した。事前にどいうバンドかまるで知らずに聞いたのだけれど、サムチャーロックという、伝統的な音楽のリズムをロックに取り入れた音楽の創始者らしく、非常に高い人気を誇るバンドのようだ。
(タイ人が8割ぐらいの)会場も大盛り上り。日本に例えるとサザン並の人気なんじゃないだろうか?
決して音楽性は好みのタイプとは言えなかったのだけれど、非常に曲のスタイルのバリエーションが広く、2時間半近くのライブだったにもかかわらず、飽きさせない。HR/HMバリの泣きのメロディー(でもギターは普通のロック)から、笙を巨大にしたような民族楽器をフィーチャーした、より民謡っぽいロックまでいろいろ。共通するのは、正確にリズムを刻み続けるドラムと、そのリズムにバリエーションと華を添えるパーカッション。そして、ややかん高い、よく通るボーカル*1
様々なスタイルのロックに影響を受けつつも、自らのルーツを踏まえて、きちんと彼らなりに消化した音楽を聞かせてくれたと思う。*2
しかし、こんなもの、只で見せてもらって、本当に良かったんですかね?

*1:といっても、途中彼(たぶん「エート」という人)は引っ込んで、別の人がボーカルをとっていたが

*2:笙のお化けみたいなのは今一だったけど。