練馬区郷土資料室 特別展「鉄道の開通と沿線の風景」

http://www.city.nerima.tokyo.jp/shiryo/bunkazai/shitsu/tokubetuten.html
J-COM 東京の番組で、練馬区郷土資料室 http://www.city.nerima.tokyo.jp/shiryo/bunkazai/shitsu/ の特別展「鉄道の開通と沿線の風景」を紹介していた。わりと面白そうだったので、行ってみた。
西武鉄道、特に旧武蔵野鉄道の歴史的資料を通して練馬の発展の歴史を見る、といった内容だった。さほど大きくない展示室一室に、写真、絵はがき、時刻表、沿線開発の資料、そして沿線ガイドのパンフレット等が展示されていた。特に興味深かったのが、沿線ガイドのパンフレットだった。その当時、沿線に何があり、鉄道会社にとって何が重要だったのかが分る。例えば、石神井公園を大きく書いてあったりするものがある。その当時は石神井公園が郊外の観光地として栄えており、鉄道会社としては、その観光客の旅客収入が重要な収入源であったとのことが、その背景にあるそうだ。
さほど展示品が多くないわりに、文字の資料が多く、その背景まできちんと考えながら見ると、結構時間がかかる。意外に見応えがある興味深い展示だった。