ロックタウン弘前樋の口

(先日は、なんとなく書かなかったけど、この前の帰省の際、ちょっとだけ寄ったので。)
通っていた小学校の裏手にできたショッピングモール。ロックタウン弘前樋の口。大和ハウス工業とイオンの共同出資のロック開発株式会社の手によるものとのこと。
マックスバリューを中心に、ライトオン、アモスタイルダイソー、ハッチ、QBハウスなんて東京でも良く見かける店やら、その他の専門店とか色々。青森地元のザ・サンワという、どでかいホームセンターもある。

マックスバリューは23:00までやってる。ちょっと前まで、弘前の夜は早かったのに...。
なんかずいぶんと便利になったものだ。店内もわりとおしゃれな感じ。これじゃ、土手町はますます廃れる。

しかし、こういう商業施設が出来ることは、トータルで、地元にとっていいことなのだろうか?たしかに、地元住民には、より好ましい商品なりサービスが提供されるかもしれない。でも、地元の消費者が使った金の多くは、地元以外に流れるだろう。地元の税収も増えるのだろうか?雇用も増えるか疑問。結局、地元で商品やサービスを産み出さない限り、地元に金は落ちないし。

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その一方で、キヤノンの子会社が工場を新設しているという話を親から聞いた。なんでも良い人材が集まりやすいそうな。(一応地元に国立大学もあるしね。)工場といっても、昔のように労働集約的なものではないだろうから、さほど雇用は増えないだろうが、それでも、これは明るい材料だ。

そして、日本企業も中国に進出するだけじゃないんだなと、ちょっと興味深かった。結局、日本企業ではなく、日本に住む人が生き残るには、人材の育成、そのための教育しかないじゃないか、と改めて思った。いろいろシンドいこともあるだろうけれど、公教育を荒廃させてはいけない。一人の天才を育てるより、8割の人間が世界水準以上の人材でありつづけることが重要なんじゃないだろうか?