秋味と畑から百三十年

東京は先週から急に涼しくなり、すっかり秋の気候。そんなわけで昨日は秋の限定ビールの飲み比べをしてみた。飲んだのは、

サッポロビール / SAPPORO 畑から百三十年
原産国      日本
原材料      麦芽、ホップ
アルコール  5.5%
容量        350ml
容器        缶
麒麟麦酒株式会社 / 秋味
原産国      日本
原材料      麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール  6%
容量        350ml
容器        缶

の2本。

畑から百三十年が主原料麦芽のみで

協働契約栽培麦芽100%
麦芽1.5倍(当社ビール比)のコクと香り

なのに対し、秋味は、日本のビールらしい、副原料も使ったもので

【秋だけの限定醸造
麦芽たっぷり1.3本分(当社日)

だそうだ。
これだけ読むと、どちらもコクがありそう、という点では共通しているけど、どちらかというと畑から百三十年のほうが、よりコクがありそうである。では、実際に飲んでみるとどうだろう?
これがおもしろいことに、秋味のほうが濃厚で、色も若干だが秋味のほうが濃い。どちらもホッピーで、やや苦めな点は共通しているが、後味はけっこう異なる。畑から百三十年のほうが、かすかだが酸味が感じられ、その分後味はすっきりした印象だ。

飲んだ時の私の気分では、秋味のほうがおいしく感じられたが、気温が高い日には、畑から百三十年のほうがおいしく感じられるかもしれない。
どちらも、そこそこうまいと思う。特に秋味は、たしかに日本の秋の味覚に合いそうだ。