東京モーターショー

去年に引き続き行ってきた。乗用車のみのショーは今年で最後、来年はお休みで、再来年からは、以前のように商用車と一緒にやるようだ。
朝10時過ぎに入場して終了の18時まで居たので。正直ものすごく疲れた...。しかし、終了時になると、デパートみたいに各ブースのコンパニオンさんが勢揃いして挨拶*1するのね。カメコの方々が凄くてビックリした:-)。(私はコンパニオン萌え〜とかいう歳でもないので、遠巻きに見てただけだけど。)
さて、以下は、ちょっとした印象のメモ。もっとも、ショーなので、当然見た目の話だけ。

  1. 全体に地味な印象。パンフレットが全般的に小型化している。A4以下のサイズのものもけっこう多い。パンプレットは意外に嵩張るので、ある意味いいことなのだが、気分的に華やかさに欠ける印象。
  2. Alfa Romeo 159 はどうだろう。売れるのだろうか?私は 156 に乗っているので、気にはなるのだけれど、156乗りの目としては、ぱっと見は今一つ。大型化したのも今一つ。さほどフェイスリフト後の 156 と見た目の印象の変化が少ない。それでいて 156 と比べ、優美さに欠けるような気もする。同じジウジアーロのBrela は良い感じなんだけどね。
  3. 新しい (Grande) Punto はいい感じ。Panda も Alessi という、魅力的な内外装のアレンジの車が展示されていた。一応参考出品のようだけど、売るとの噂も聞く。しかし、Panda も、もう少しエンジンに余裕があればなぁ...。イタ車なんだから、マニュアルでガンガン回して走れば良い、というのはその通りなんだけど、ストップアンドゴーの多い都内ではやはり辛いかも...。
  4. フランス勢の小型車ははなかなか魅力的だ。Citroen C2, C3, Renault Lutecia (Clio), Peugeot 307 など、どれも個性的。個人的には特に Lutecia が気になる。現行のちょっとファニーな感じとは様変りしてエレガントだ。
  5. 崖っ縁の三菱は意外に健闘している。発売予定の軽自動車 i はデザインも技術的にも面白い。(ミッドシップレイアウトは Daimler との関係からか?)時期ランエボは多少マシになったとはいえ、あいかわらずダサいけど。でも ACD + スーパー AYC ( http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/performance/acd_ayc.html ) など技術的にはおもしろい。
  6. 鳴り物入りGT-R。 テレビで見たより実物はマシな印象だけど、やはりデザインのハリボテ感が気になる。Zといい、GT-Rといい、エクステリアがミョーにマッチョで引き締まってないのが気になる。
  7. マツダ Roadster実車を見ると、写真で見る以上にキープコンセプトな印象。でも、あちこち良くなっているようだ。また、レンタカーで借りてみたい。
  8. Porsche Cayman は、やはりなかなか良い。独身だったら買ってたかも...。対して BMW Z4 Coupe はどうだろう?良い車に仕上がりそうだけど、今の BMW はデザイン的にちょっと好みじゃない。
  9. 全体的に環境問題対応とかを声高に叫ぶ技術展示は少くなった気がする。ハイブリットが普及するなど、環境新鮮味のある技術が少なかったせいもあるかもしれない。
  10. Bugatti Veyron, Lamnborghini, Ferrari とかは、まぁ、はぁ、そうですかって、いう感じ。手が届きそうな、現実的な車に魅力ある車が多かったので、この辺のスーパーな奴はかえって、印象が薄かった。

もっとも、車は走らせてナンボなので、ショーでは分らないことが多いってのが結論ですな。

*1:撮影会かも?