酸化還元電位

えー、以前温泉ネタ書いたとき、酸化還元電位について、テキトーなことを書いたけれど、案の定間違っていた。(記憶力悪いんだから、ちゃんと調べろよ->オレ)酸化還元電極の平衡電極電位で、溶液の酸化力または還元力の強さを表わす量とのこと。酸化還元電極とは電子の授受により可逆的に交互に変化しうる酸化体と還元体とを含む溶液中に白金電極のような不活性電極を挿入した系だそうで、結局、酸化還元電位は電極依存の値じゃなかったようで...すみません。
さらに、酸化反応 R -> O + ne に対応する酸化電位は
Ee = E0 - (RT / nF) ln ([R] / [O])
R は気体定数、Tは絶対温度、Fはファラデー定数、[R],[O]はそれぞれ還元体Rおよび酸化体Oの活動度だそうだ。
詳しくは、http://www.mandc.org/MandC/include/html/tech/40301.htm , http://www.basj.com/cvkiso1.htm などを見て頂きたい。
しかし、上の式からも判ることだけど、成分と反応がキチンと判っていないと、結局、何を測っているのか判らない、という結論は変わらない。少なくとも一つ一つ成分の違う温泉を、この ORP を指標として統一的に何か判る、というものではなさそうだ。
しかし、本当に ORP の測定値の変化(違い)が人間に識別可能なのか?可能だとしてどれほどの意味があるのか?誰か教えて欲しい。正直なところ、これ ( http://www.kakenagashi.net/archives/000173.html ) すごいと思うけど、一方ですごく疑問なので。