超大盛・ペヤングソースやきそば

tearus2004-10-11

http://allabout.co.jp/gourmet/junkfood/closeup/CU20040808A/
朝っぱらからこんなジャンクなものを食う。その後カーグラフィックをちょっと読む。読んだ後、思いだしながらの感想はこんな感じ。
まず蓋を開けると、VWのW12気筒エンジンにも似た、やや力技の感もある2玉の四角い麺が目に飛び込む。そう、コストを抑えるため、専用麺ではなく、通常の麺を2玉使っているのである。戻すためのお湯の量も半端ではない。800ml程度のお湯をやすやすと飲み込む。待つこと3分、湯切りの時間も少々かかる。手早くソースを交ぜ食す。過剰なまでの麺に絡むソースはあくまでも基本に忠実、彼らのいうところの「まろやか」なソフィスティケートされた味がマッシブな麺を破綻なくまとめあげている。その味は、けっして派手さはないのだが、どうしても長時間になりがちな食べる時間を飽きさせない高い実力を持つ。過剰なのはその量だけであり、その他は実は見掛けに反して非常に洗練されているのである。その過剰な量とて、決して苦痛になることもなく、一気に完食可能なものである。
たしかに日常の食事としては過剰な面もあるが、たまには大人だって沢山食べたい時がある。そんな大人の要求に答えてくれる、若者に独占させておくにはおしい一皿ではないだろうか。
(古谷徹の声で呼んで欲しい:-p)